社会への参画

基本的な考え方

日清紡グループは創立初期以来、「事業を通じて社会に貢献する」という企業公器の基本精神のもと、広く社会に貢献することを使命としています。事業を展開している地域に貢献するために積極的にコミュニティに参画し、地域コミュニティとのエンゲージメントを推進しています。当社グループは、事業活動や社会貢献活動を通して社会の持続的発展に寄与していきます。

推進体制

日清紡グループは、日清紡ホールディングス(株) 経営戦略室担当執行役員を責任者とする体制のもと、経営戦略室主導で、日清紡グループ全体のサステナビリティ経営推進を目指した活動を行っています。グループサステナビリティ推進会議を設置し、社会貢献活動に関するグループ各社の取り組みを共有して、当社グループ全体で社会の持続的発展に寄与する活動を推進しています。

当社のサステナビリティを推進する組織体制の概要については、「サステナビリティ推進体制」をご覧ください。

日清紡グループの具体的な取り組み

2024年度を最終年度とする「第5期サステナビリティ推進計画」では、社会貢献活動の展開を重点活動項目として取り組んできました。2027年度を最終年度とする「第6期サステナビリティ推進計画」でも引き続き、地域貢献活動への参画を進めていきます。

グループ会社における活動事例

近隣保育園との合同避難訓練の実施

ジェイ・アール・シー特機(株)本社では、毎年、近隣保育園と合同で避難訓練を実施しています。これは災害発生時、保育園での待機が難しい場合、同社の建物内を園児の避難場所として提供する想定としているためです。

避難訓練では、実際に保育園から同社まで約400メートルの道のりを、保育士の誘導のもと園児が実際に歩いて避難します。訓練後には、園児たちが同社からお礼の歌の披露など、企業と地域のコミュニケーションの活性化にもつながっています。また、園児保護者の方も訓練を実施しており、保育園からの移動ルートや保育園からお預かりしている備蓄品保管状況の確認などを行っています。

同社は地域住民と協力体制を整え、いつ起こるかわからない災害などに備え、助け合いがスムーズにできるようさまざまな活動を行っています。

地域美化清掃活動への参加

JRCシステムサービス(株)では、地域美化清掃活動として地元NPO法人主催の世界遺産「熊野古道」登山口である紀北町馬越峠付近のアジサイ周りの草刈り清掃活動や、青森市内を流れる堤川の河川敷(青森市栄町周辺)で行われる地元団体主催の清掃作業を毎年実施しています。2024年、熊野古道登山口の清掃活動は4月と6月に実施され、それぞれに社員4名が参加しました。また、河川敷清掃活動は7月に実施され、社員11名が参加しました。

同社が事業活動を行う工事現場は道路上や河川敷周辺が多く、現場周辺の清掃を必ず実施しています。一方で、工事現場から少し離れた地元の方々が通行する場所には、タバコの吸い殻やペットボトル、缶などのごみが散乱していることがあります。そのため、「地元の方々が少しでも気持ちよく利用していただければ」という想いのもと、地域貢献活動として毎年清掃活動を実施しています。熊野古道登山口の清掃活動の様子は、地元新聞およびテレビでも放映され、地元と同社の結びつきを高める活動にもなっています。

清掃活動の様子
清掃活動の様子

産学官の連携による社会実装見学講座を開催

長野日本無線(株)は、一般社団法人 信州産学みらい共創会(以下、共創会)企画による「先端自動化・ロボティクス研究会」の社会実装見学講座を、2024年9月に開催しました。

共創会は、産学官連携・協働活動を推進することにより、科学技術の発展を図ること、地域振興への貢献などを目的とした活動を行っています。2023年度には信州大学工学部と連携して「先端自動化・ロボティクス研究会」を設立されました。

共創会会員企業の技術者を対象に開催された「知能ロボティクス基礎講座」において、「実際の自動化導入事例や最新のロボット化装置を見てみたい」という多くの要望が挙がりました。そのため、2024年度活動のなかで、生産ラインの自動化が進む企業として同社が見学先に選ばれました。

見学講座には会員企業から技術者など39名が参加し、難しいはんだ付け作業の自働化や、設備稼働状況の可視化の取り組みを見学されました。見学後の質疑応答では、設備の設計に関する質問が多く寄せられ、自動化導入への関心の高さが伺われました。

見学講座の様子
見学講座の様子

長野県「森林(もり)の里親促進事業」への賛同

長野県では、環境活動に熱心な企業から森林整備の資金や労働力の提供を受け、里子となる森林を所有する集落を対象に森林整備などを行う「森林(もり)の里親促進事業」を展開しています。長野日本無線(株)は、当事業に2014年から契約・参加し、長野県や市の関係者と交流を図っています。

2024年は、5月と10月の2回活動が実施され、各回ともに当社と県・市関係者を合わせた約20名が参加しました。5月には「なめこ」と「ヒラタケ」計2,000コマのコマ打ちを行い、10月には植樹したカラマツの下草刈りや、ビール瓶程度の太さに成長した木の枝打ちを実施しました。

また、森林整備団体の方から森林に関する説明を聞き、「森林には3つの機能(①CO2の吸収、②貯水・水質浄化、③防災・崩壊防止)があり、整備の仕方によって効果も変わる。」との説明を受け、森林管理の大切さを再認識しました。参加者からは、「長い鎌は初めて使ったが切れ味がよく、楽しい。」「森林にはいろいろな役割があることが分かった。」といった声が寄せられました。

「森林(もり)の里親促進事業」の様子
「森林(もり)の里親促進事業」の様子

植栽活動にボランティア参加

(株)HYSエンジニアリングサービス本社では、2024年5月と11月に近隣地域における環境保全活動として、従業員通勤利用駅のひとつである西武新宿線「花小金井駅」駅前花壇の植栽活動を実施しました。

過去3年間はコロナ禍によりやむ無く活動を中断していましたが、事業者所在地である東京都小平市が緑化推進活動の一環として実施している「オープンガーデン」の取り組みを利用し、延べ60名の従業員がボランティアとして活動に参加しました。

土曜日朝の穏やかな時間が流れる中、通行者の方々から好意的なお声がけをいただきながら花壇の整備・植栽活動を行いました。参加者からは「天候にも恵まれ気持ちの良い活動ができた」との声も挙がり、参加者一同、やりがいある、こころ健やかな活動となりました。

引き続き、「植栽活動」を通じて地域に貢献できるよう、過去に実施したクリーン活動などにも視野を広げながら、社会貢献・地域貢献活動を推進していきます。

植栽活動の様子
植栽活動の様子

「あきた海ごみゼロプロジェクト」への参加

秋田県の海岸線は総延長およそ264kmありますが、そのほとんどの地域で海洋ごみの漂着が確認されています。ごみの98%は国内からのものであり、海への投棄や川を通じて流れ出る生活ごみを減らすことで漂着ごみの抑制につながります。資源豊かで風光明媚な秋田県の海を守ろうと、2022年4月から、日本財団が推進する「CHANGE FOR THE BLUE」の一環として「あきた海ごみゼロプロジェクト」が開始されました。

(株)五洋電子は、2024年6月、この企画に賛同し、地元高校生や企業・団体の方々と一緒に、秋田市中心部の清掃活動に初めて参加しました。子どもたちの未来を守るため、今後も積極的に社会貢献活動を行っていきます。

「あきた海ごみゼロプロジェクト」に参加した社員
「あきた海ごみゼロプロジェクト」に参加した社員

「科学者の芽育成プログラム」への参画

「科学者の芽育成プログラム」は、埼玉大学理工学研究科が主に小学5年生から中学3年生までの児童・生徒を対象に提供する、体験を通した専門的な学習機会の提供によって科学に関する好奇心・学習意欲・能力の成長を促し、開花させることを目指すサイエンスプログラムです。

日清紡マイクロデバイス(株)は、将来の理系人材、未来の科学者を育成する、という大学側の理念に共感し、2024年11月に同社工場見学・体験イベントを開催しました。

イベント当日は、埼玉県内の中高生と保護者計23名が参加し、川越事業所内の半導体工場見学やオーディオルームでのオーディオ製品の試聴、ヘッドフォンアンプの製作などを体験しました。ヘッドフォンアンプの製作体験は、はんだごてを使って基板にICやコンデンサを実装し、完成したキットから実際に音が出るかを確認する内容でした。夢中になって製作したキットから音が出たときに中高生が目を輝かせて喜んでいる姿がとても印象的でした。

今後も積極的に産学官連携し、次世代を担う若者に科学や技術について興味を持ってもらえるよう、企業として取り組みます。

工場見学説明の様子
工場見学説明の様子
体験イベントの様子
体験イベントの様子

近隣河川の清掃活動に参加

2024年11月、タイのNisshinbo Micro Devices (Thailand) Co., Ltd.の社員50名が、地域清掃活動に参加しました。同社は、2020年度から、この活動に参加しています。

タイの祭りの中でも、最も美しい祭りのひとつとして知られている「ロイクラトン祭り」は、川の女神の許しを請うためにクラトン(灯籠)を川に流す祭りですが、祭り終了後には、クラトンがごみとなってしまいます。

同社はランプーン県や自然保護団体と協力し、川を漂流したり、川岸に流れ着いたクラトンのごみなどの清掃を行いました。この活動は、水生動物がごみを食べてしまうことを防ぎ、生態系の維持にも貢献しています。

河川の清掃活動の様子
河川の清掃活動の様子

地域社会に貢献するボランティア活動

中国の日清紡賽龍 (常熟) 汽車部件有限公司は、毎年、地域貢献ボランティア活動を実施しています。2024年度は、同社近隣となる虞山の登山路周辺の掃除を行いました。106人の社員が参加し、環境美化活動を通じて、環境保護に対する意識を高める機会となりました。

虞山は、常熟市において最も生物多様性に富む地域の一つです。虞山国立森林公園は、102種の鳥類が生息し、その中には中国の国家二類保護鳥類の6種や、中日候鳥保護協定の保護鳥31種が含まれています。毎年10月から翌年1月にかけて、渡り鳥が越冬のためにこの資源豊富な山に飛来します。また森林面積は1,260 ha以上(森林カバー率96%)におよび、89科309種の植物が確認されています。

虞山清掃活動は、動植物の生息地を保護し生物多様性を守る重要な取り組みです。同社は、今後も積極的に活動し、地域社会と協力して生態環境の改善に取り組んでいきます。

清掃活動に参加した皆さん
清掃活動に参加した皆さん

岡崎市地球温暖化隊への賛同

愛知県岡崎市では、市民、事業者、行政が一体となって地球温暖化防止活動の推進を図ることを目的に「岡崎市地球温暖化防止隊」を編成し活動を促進しています。日清紡メカトロニクス(株) 美合工機事業所は、その主旨に賛同し法人賛助会員として、この活動に参画しています。

岡崎市地球温暖化防止隊の主な活動実績は、下記のとおりです。

  • ①鍋布団づくり教室
    ガスや電気の節約による地球温暖化防止への貢献を目的としています。
  • ②再発見!環境フォトコンテスト
    将来に残していきたい「いいところ」と、改善しなければならない「なおしたいところ」を題材にコンテストを実施しました。
  • ③エコドライブコンテスト
    専用の自動車コースを走りエコドライブを体験しました。
  • ④広報誌「防止隊だより」発行
    イベントをはじめ地球温暖化対策に関連する情報を毎月発行しています。

岡崎市漁業協同組合「乙川流域自然環境保護活動」への賛同

日清紡メカトロニクス(株) 美合工機事業所では、地域交流の一環として、岡崎市漁業協同組合の乙川流域に対する漁協の振興と潤いのある良好な自然環境を守る活動に賛同しています。

川には海とは違い、非常に限られた資源しかなく、 川の大きさや周辺の環境によって異なりますが、魚の餌の量も海と比較して少ない傾向があります。このため、川に生息する魚の数は、制限されることが多くなります。岡崎市漁業協同組合では、魚の卵や稚魚、大きくなった成魚の放流や、魚が産卵する場所の整備を進め、多くの川の魚を守る環境保全活動に取り組んでいます。

マングローブ林再生プロジェクト

タイのNisshinbo Mechatronics (Thailand) Ltd.は、2024年にサムットプラカーン県の海岸で開催された植林活動に参加しました。

近年、持続可能な社会の実現に対する意識がタイ国内でも高まっており、さまざまな取り組みが実施されています。その中の一つとして、マングローブ林再生プロジェクトが行われています。この取り組みに2024年、同社から62名が参加しました。30℃を超える暑さの中、想像以上に重いマングローブの苗木を足元の悪い道を進みながら海岸まで運び植林しました。

植林活動後、参加者皆で食べたクイッティアオ(タイの麺料理)とココナッツアイスは格別で、活動に参加した地域の方々との良い交流の機会にもなりました。参加者からは、「また来年も参加したい」「社会の役に立て嬉しい」「環境保護活動に参加できて良かった」「他の環境保護活動にも参加したい」「自分が植えた苗が大きく成長するかな?」との感想などが聞かれました。同社は、今後も社会貢献活動に積極的に参加していきます。

マングローブ林再生プロジェクトに参加した皆さん
マングローブ林再生プロジェクトに参加した皆さん

地域清掃活動への参加

(株)エクセル東海では、毎年6月に静岡県御殿場市水質保全協議会が主催する、市内の河川や道路周辺の清掃活動に参加しています。

2024年度、同社からの参加者12名を含め、地域団体・企業から約100名が参加しました。参加者は5グループに分かれて、約3 kmの道のりを歩きながら、歩道や側溝のごみを拾いました。

普段、ごみが落ちていることを意識せず歩いていた歩道にも、注意して見るとタバコの吸い殻やビニールなどが沢山落ちていることに驚く場面もありました。清掃活動を通じて自分が生活する街を綺麗にできた達成感が得られたほか、「キレイな環境を保つためにポイ捨てを絶対に行わない」など環境意識が芽生えたことを実感しました。

同社は、御殿場の地で創業し、2025年で55期目を迎えました。今後も地域社会の一員としての自覚と感謝の気持ちを忘れずに、地域に根差した活動を続けていきます。

地域清掃活動の様子
地域清掃活動の様子

緑の募金の森「森づくり行事」への参加

2024年1月と11月に行われた、公益社団法人千葉県緑化推進委員会主催の「森づくり行事」に、日清紡ケミカル(株) 旭事業所の従業員が、それぞれ3名参加しました。

東日本大震災の被害を受けた海岸林再生活動として、千葉県旭市神宮寺浜に、抵抗性クロマツなど約2,500本の樹木が2018年に植樹され、以降、下刈を中心とする保育作業が行われてきました。松林の密度管理のために重要な「本数調整伐」を行うために、2024年は、松くい虫の被害に遭ったクロマツなどの除伐作業を実施しました。

この森づくりの特徴は、個人、法人、団体など、さまざまな参加者が、少しずつ無理なく協働し、継続的かつ着実な森づくりを実施しているところにあります。

当日は、松くい虫被害発生のメカニズムや対策についての講義もあり、同社旭事業所において植樹・保護しているヒメコマツ(千葉県 最重要保護生物(A))の育成にも有用な情報を得ることができました。今後も引き続き「森づくり行事」の活動に参加し、暮らしの安全を⽀えるうえで重要な海岸防災林の保全活動を続けていきます。

「森づくり行事」の様子1
「森づくり行事」の様子

アドプト・プログラム吉野川とごみゼロの日キャンペーンに参加

四国最大の河川である吉野川を清掃する美化活動「アドプト・プログラム吉野川」に、日清紡テキスタイル(株)徳島事業所は2010年から、日清紡ホールディングス(株)、日清紡ケミカル(株)、ダイオーペーパープロダクツ(株)とともに参加しています。

この取り組みは、吉野川の土手や河川敷を一定区間に分け、参加した企業や住民グループと河川敷が「養子縁組(アドプト)」をして活動するボランティア活動です。2024年度は、延べ22名が参加しました。

また、「ごみゼロの日キャンペーン」も2012年から参加しています。この活動は、5月30日を「ごみゼロの日」として、「拾った私は、ごみを捨てない」を合言葉に、地域や職場周辺などの身近な場所での美化活動(ごみ拾い)を行うボランティア活動です。2024年度は、13名が参加しました。「徳島の宝物である吉野川を守る」「捨てない社会を広げる」という思いで当活動に参加しており、回を重ねるごとに吉野川および地域への愛着が深まっていくように感じています。これからも活動をとおして、美しい地域環境を守っていきます。

清掃・美化活動「アドプト・プログラム吉野川」の様子
清掃・美化活動「アドプト・プログラム吉野川」の様子
「ごみゼロの日キャンペーン」の様子
「ごみゼロの日キャンペーン」の様子

大阪市一斉清掃「クリーンUP」作戦

大阪市では、清潔で美しいまちづくりを進めるために、大阪市一斉清掃を実施しています。(株)ナイガイシャツは、日清紡テキスタイル(株)大阪支社とともに、2025年2月に、大阪支社近隣である中央区北久宝寺から御堂筋までの地域清掃活動に参加しました。

活動地域にはタバコの吸い殻やペットボトルなどが散見され、参加者それぞれが30分程度をかけてごみを拾い集めました。大阪マラソンもさることながら、2025年4月から開催される大阪関西万博に向け、美しい街づくりに貢献したいという思いのもと、清掃活動を行いました。

今後も、同様の活動に積極的に参加し、地域環境の美化・保全に努めます。

公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)の支援

ニッシントーア・岩尾(株)は、2024年度からツナグプロジェクトと題し、カンボジアにあるコンポンレーン郡の3地域へ栄養と産業支援活動を行っています。

コンポンレーン郡はトンレサップ湖に面しており、雨季になると水没してしまう地域があるために、収入が途絶えてしまう時期があり、カンボジア国内でも最貧地域の一つに挙げられています。また、子どもたちの栄養状態もワーストであり、実際に体格が年齢よりも小さい子どもが多い印象を受けます。そのような状況で現地の人達の為に何ができるかを熟考した結果、ふりかけプロジェクトを立ち上げました。

ふりかけを食べて、子どもたちの栄養改善につなげ、ふりかけを特産品にして収入向上を図るという目的で活動をしています。2025年3月にふりかけコンペを開催し、現地のメディアにも取り上げられて認知が広がり、カンボジアでも「FURIKAKE」と言われるようになりました。これからはふりかけを商品化し、食堂や商店で販売しつつ、学校給食にも導入し、栄養改善と収入向上へとつなげ、現地に貢献できる活動にしていきます。

「ツナグプロジェクト」のふりかけコンペの様子1
「ツナグプロジェクト」のふりかけコンペの様子
「ツナグプロジェクト」のふりかけコンペの様子2
「ツナグプロジェクト」のふりかけコンペの様子

国連世界食糧計画(国連WFP)への寄付と関連活動の推進

ニッシントーア・岩尾(株)は、国連唯一の食料支援機関である、WFP国連世界食糧計画(World Food Programme、以下WFP)に2007年から継続的に寄付をしています。WFPは、2020年にノーベル平和賞を受賞しました。

同社は「世界の飢餓と闘う」というWFPの趣旨に賛同し、日本におけるWFPの公式支援窓口である国連WFP協会の評議員の1社となり、会社からの寄付だけでなく、従業員が毎日飲むコーヒーを2杯目から有料にしてその分を寄付する「コーヒー2杯目募金活動」や、不要になった書籍で寄付を行う「チャリボン」を行っています。

また、毎年開催される同協会主催の「WFPウォーク・ザ・ワールド」(途上国の子どもたちの飢餓をなくすことを目的としたチャリティーウォーク)の横浜・大阪・名古屋の各会場へ計29名が参加しました。

マネジメントメッセージ
サステナビリティ・
マネジメント
環境・エネルギー分野の
貢献
安心・安全な社会づくり
グローバル・
コンプライアンス
サステナビリティ関連
データ