私が就職活動を行う際、重視していたことは「海外で活躍することのできる会社」であるということでした。就職説明会での説明や、社内の人と話したことによって、日清紡グループが世界各国で事業を展開しているということを知り、自分もその一員として海外で働きたいと感じました。また、M&Aを積極的に行っており、常にチャレンジを続けている会社であることも魅力を感じた点の一つです。
入社前は、日清紡グループは歴史のある会社であり、なかなか新しいことを始めることが難しい会社なのではないかと考えていました。しかし、入社して感じたのは、若手であっても、自分の意見があれば真摯に耳を傾けてくれる会社であるということです。現在、私は企画部に所属していますが、現状に満足せず、職場や働き方を変えていくための新しい取り組みを上司や同僚と常に相談しています。
私が所属している企画部の仕事は、日清紡ブレーキ㈱が変わりゆく自動車業界の中でどのような状況にあるのか、今後進むべき道はどの方向かについて経営陣に伝える、いうなれば「航海士」のような役割です。具体的な業務としてはセミナーを始めとした情報収集を行った上で、戦略策定や情報の報告を行っています。短期的な状況の変化だけでなく、長期的な技術革新や業界再編について自分なりの仮説を立てて取り組む必要があります。
企画部に所属になり、タイムラインの長い仕事を行うことが多くなりました。締め切りまで時間があったとしても、セミナーの参加などで時間が取られることも多く、計画的に仕事を進めないと間に合わない状況になってしまいます。仕事の計画管理と進捗確認が目下の課題です。
内容の大きな仕事については、より小さな要素に分解した上で、細かいスケジュールを立てています。突発的な仕事や、セミナー参加によってスケジュールは変わってしまうので、仕事が計画通り進んでいるか、日々の確認およびアップデートが重要になります。あとは長距離走と同じでゴールがなかなか見えづらいですが、一歩一歩コツコツと行っていくことでゴールに到達することができます。
前述の通り、私達が今身を置いている自動車業界の状況は、かつてないスピードで変化しています。その要因は技術の進歩であったり、国際情勢であったり様々ですが、会社がその変化に置いていかれないように経営陣に変わりゆく状況を伝えなければなりません。私達が作成した資料に基づいて経営戦略が立てられるため、責任は非常に大きな仕事ですが、その分大きなやりがいを感じることができています。
コミュニケーションの取り方は仕事を行う上で非常に大切だと思います。パソコン等情報システムが発達した今、メールを飛ばせば連絡をした気分になりますが、直接会える人に対しては面と向かって話す、そして離れた人でも電話で話したほうが、円滑に仕事を進めることができます。また、できることを後回しにせず、すぐにやってしまうことも仕事を行う上で重要だと感じています。
アメリカに赴任になった時、全く新しい環境、文化の中で一人で暮らすことになり、大きな不安を感じていました。そのような中で、同じく日本から赴任していた上司や同僚、更にはアメリカ人の現地スタッフからも大きなサポートを受け、不慣れな環境の中で仕事に集中することができました。休日も一緒にコンサートに行ったり湖でボートに乗ったり、とても楽しい時間を過ごし、今でも連絡を取り合っています。
アメリカで1年数ヶ月間働いていましたが、様々な文化を持つ人々と一緒に仕事をすることで、自分の価値観がより一層深まったと感じました。再度海外で、今度は数年間赴任し大きな仕事を成し遂げたいと思っています。
長い歴史の上に、皆で新しいものを創造する!
休日はスポーツ観戦やコンサートなど、いろいろなことを行って心身ともにリフレッシュをしています。写真はアメリカに赴任していた時にアメリカンフットボールの試合を見に行った時のものです。