ニュースリリース

2017年11月28日

日清紡テキスタイル株式会社 デニム事業のインドネシア拠点強化に関するお知らせ ~テキスタイル事業再構築に目処、染色設備の導入で生産品目増加~

 日清紡テキスタイルでは、インドネシアで展開する生産拠点のひとつで、デニム生地の生産を担う合弁会社PT.マラカサリ日清紡デニムインダストリー(MND社)に染色設備を追加導入し、デニム事業のさらなる強化・拡大を図ってまいりますのでお知らせいたします。
 

 MND社では2011年からデニム生地の生産を開始し、主に米国デニムアパレル向け輸出品ほかオリジナル製品の生産を行ってきました。同時に合弁相手であるマラカサリ社と一体となってMND社への技術指導を進めてきた結果、色合い・風合いにこだわる国内外のプレミアムジーンズ用生地の安定生産も可能となったことから、今回、既存のロープ染色ラインに硫化染色設備の追加導入を決定しました。これを機にカラーデニムなどMND社での生産ラインナップを広げ、デニム事業の強化・拡大を図ってまいります。2018年1月の稼動を予定しています。

 当社グループが主力とするシャツ生地、ユニフォーム生地などの天然繊維分野では、2010年から本格的にインドネシアを中心とする海外生産にシフトしてきました。今回のMND社の生産体制強化により、天然繊維のすべての分野でインドネシアでの一貫生産体制が整うことになります。グローバル品質とグローバルコストを実現させ、グローバルテキスタイルメーカーとして国内外での競争力をいっそう高めてまいります。
 

※ PT.マラカサリ日清紡デニムインダストリー
2010年にインドネシアでのデニム生地の生産(織布、染色)を目的に、現地デニムメーカー・マラカサリ社と合弁で設立。2011年からデニム生地の生産開始。資本金650万USD(日清紡テキスタイル49%、マラカサリ社51%)

MND社 織布工場

MND社 織布工場

MND社 ロープ染色ライン

MND社 ロープ染色ライン

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