価値創造プロセス

企業理念が表す日清紡グループの価値観

「挑戦と変革。地球と人びとの未来を創る。」を企業理念とする日清紡グループには、創業以来、「企業は社会に貢献することをその存在理由とし、継続的貢献をもって成長の原動力とする」という企業公器の考え方があります。サステナビリティ社会の実現に貢献する企業として、2006年には最優先に解決すべき社会課題を地球環境の保護と定め、「『環境・エネルギーカンパニー』グループとして超スマート社会を実現する」という事業方針のもと、事業を推進してきました。

日清紡グループに根付くESGの精神

「環境・エネルギーカンパニー」グループとしての歴史

日清紡グループの歴史は、日清紡績、日本無線、TMD社などの事業会社から始まります。1907年の日清紡績株式会社設立当初から海外の廉価な繊維製品との競争に晒されていたこともあり、時代のニーズに合わせて事業を通して人間社会に貢献していくことが使命であると考え、積極的にポートフォリオ改革を推進することで成長を続けてきました。

センサーや電子デバイス、自動車用ブレーキ摩擦材、燃料電池用部材、生分解性樹脂や水性塗料の製造に欠かせない機能化学品「カルボジライト」、さらに防災・減災のための製品群など、気候変動をはじめとした環境問題の解決や安全・安心な社会の実現に貢献する数々の製品群により、新たな価値を創出してきました。また、経営基盤となるガバナンスについても、社会の要請に先んじて体制拡充に努めてきました。

「ESG経営」という言葉が頻繁に使われ始めるようになる前から、日清紡グループの経営戦略の中心には常にESGがありました。グローバルに展開している多様な事業や製品群は当社グループの強みであり、さらに、SDGs(持続可能な開発目標)のターゲット達成にも大きく貢献するものだといえます。

「環境・エネルギーカンパニー」グループとしての歴史

戦略的事業領域と価値創出

「環境・エネルギーカンパニー」グループとして、超スマート社会の実現というビジョンを掲げ、「モビリティ」「インフラストラクチャー&セーフティー」「ライフ&ヘルスケア」の3つの戦略的事業領域を軸に事業を推進していきます。 

戦略的事業領域と価値創出

その過程では、これまで通り「持続可能な社会に貢献する製品」の開発・提供を進めるとともに、モノづくりで培った当社グループの技術や製品を活用したサービス事業を展開するなど、事業領域の拡大と成長を目指していきます。そして、ビジネスモデルの変革のためにはイノベーションが不可欠です。その鍵を握る2つの「D」-DX(デジタルトランスフォーメーション)とD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)-を推し進めていくことでイノベーションを加速させていきます。

日清紡グループは、多様な事業が相乗効果を発揮することで全体としての事業価値を創出し、企業価値の向上、さらにはサステナビリティ社会の実現に貢献していきます。

戦略的事業領域と価値創出