コミュニティへの参画、コミュニティの発展

基本姿勢

日清紡グループは、コミュニティとのかかわりを大切にしています。環境・エネルギーカンパニーとして、事業を展開している地域に貢献するために積極的にコミュニティに参画し、発展に寄与する活動を行っていきます。

日清紡グループのSDGsへの取り組み

日清紡グループの目指す方向はSDGs(持続可能な開発目標)と重なっており、事業を通じてSDGsの達成に貢献していきます。
当社グループは、すべてのSDGsを意識しながら具体的に貢献するゴールを考慮しています。コミュニティへの参画、コミュニティの発展は、ゴール17がコアであると考えています。

事業としてかかわりが深いSDGsゴール

  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

    持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

日清紡グループのSDGsへの貢献

日清紡グループは、社会貢献活動の展開を通じ、SDGsの達成に貢献します。 当社グループのサステナビリティ目標である、「地域貢献活動への参画」を達成するために、積極的に活動します。

コアとなるSDGsゴールおよびターゲットと日清紡グループの活動

日清紡グループは、SDGs 17.17をコアとなるゴールおよびターゲットと考え、社会貢献活動の展開を推進しています。地域の一員として、グループ各社がさまざまな活動に参加しています。

  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

    持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

  • ターゲット:17.17

    さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

日清紡グループの地域交流・貢献活動事例

公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)の支援

ニッシントーア・岩尾(株)は、公益財団法人国際開発救援財団(Foundation for International Development/Relief、以下FIDR)の活動を支援しています。

FIDRは1990年に設立された国際協力NGOです。子どもの未来を育む「チャイルド・ケア」と「日本人と日本企業による国際協力推進」をミッションに掲げ、開発途上国の自立と発展を目的とした支援と、国内外で自然災害が発生した際の緊急援助を実施しています。開発途上国においては貧困解決のために、保健や教育など、さまざまな分野での活動を実施しており、現在は、カンボジアで保健医療支援、ベトナムで少数民族自立支援、ネパールで農村開発などを中心に行っております。

同社は1990年の設立当初から30年以上賛助会員として活動資金寄付の支援を継続しており、社内での啓蒙活動にも取り組み、支援の輪を広げる活動を行っております。

2022年度の取り組みは、社内の啓蒙活動の一環として、5月にFIDRの活動報告会を行う予定です。

ベトナム山間地の子どもたち
ベトナム山間地の子どもたち
公益財団法人国際開発救援財団
公益財団法人国際開発救援財団

国連世界食糧計画(国連WFP)への寄付

ニッシントーア・岩尾(株)では、人道支援機関である、国連世界食糧計画(World Food Programme、以下国連WFP)に2007年から継続的に寄付をしています。

国連WFPは、2020年にノーベル平和賞を受賞しました。同社は「世界の飢餓と闘う」という国連WFPの趣旨に賛同し、日本における国連WFPの公式支援窓口である国連WFP協会の評議員の1社となり、会社、従業員からの寄付だけでなく、同協会主催のWFPウォーク・ザ・ワールド(途上国の子どもたちの飢餓をなくすことを目的としたチャリティーウォーク、2021年は開催延期)への参加など、活動の支援を継続しています。

また、2021年度は、国連WFP協会 理事・事務局長の鈴木邦夫様から国連WFPの活動についてオンラインで講演をしていただき、従業員126名が受講しました。講演内容は、世界の飢餓の状況・SDGsの飢餓ゼロに向けての取り組み・新型コロナウイルス緊急支援と大変興味深いものでした。

WFP支援活動 WFP支援活動
WFP支援活動

地元NPOとのパートナーシップによるウォーキングイベント開催

日本無線(株)は2021年10月3日および11月3日に、「川中島平ウォーク2021」として、地域の歴史学習および健康増進を目的としたウォーキング大会を地元NPOと共に開催しました。コースは、川中島古戦場を巡る17 kmコースと、北国街道宿場町を巡る7 kmコースがあり、幼児から80歳の方まで計150人が参加しました。

このウォーキングはSDGsゴール3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」、ゴール4「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に貢献しています。

同社は実行委員の意見をまとめ、コースの選定、地図ソフトによる距離の計算、説明文作成、ウォーキングの先導役などを担当しました。 大会に参加することで、住んでいるまちの自然、資源や価値、課題を発見する機会となり、SDGsに取り組む有意義なひとときとなりました。今後も継続的に活動に参加していきます。

「川中島平ウォーク2021」
「川中島平ウォーク2021」

展示会にて地元高校生の企業見学受け入れ

長野日本無線(株)は2021年10月22日、23日に、長野市のビッグハットで開催された「産業フェアin信州」に出展し、授業の一環として行われた地元高校生の企業ブース見学を受け入れました。この展示会は長野県の北信地域の産業振興を目的として2006年から開催されています。

同社のブースでは、スマートプロダクトウェイ(自働生産設備)のデモ機をメインに、ワイヤレス給電、電子ペーパータグを展示しました。
見学した高校生は、同社のさまざまな技術が組み込まれたスマートプロダクトウェイの説明に、真剣なまなざしでメモをとりながら見学されていました。高校生の皆さんから「ワイヤレス給電とケーブルでは効率が違うの?」や「電子ペーパータグは常時給電していなくても表示が保持されているのはなぜ?」などの質問があり、「とても勉強になりました」などの感想も寄せられました。未来を担う皆さんに長野日本無線を知っていただく良い機会となりました。

「産業フェアin信州」の会場風景
「産業フェアin信州」の会場風景

地元の高校生の就職活動支援

ふじみ野市商工会(埼玉県)からの要請により、2021年8月、就職活動を目前に控えた地元高校生向けの模擬面接における面接官役およびアドバイザーとして、日清紡マイクロデバイス(株)(当時は、新日本無線(株) )の人事メンバーが参加しました。会場は、ふじみ野市商工会議所の会議室に設置されました。面接は1名あたり40分間で、個別に実施されました。

いざ模擬面接が始まると緊張で固くなった学生に対し、2名の面接官が一連の面接や質疑応答を行い、その後、面接の評価やフィードバックを行いました。当日は、6名の学生と模擬面接を実施し、限られた時間ではありましたが、目いっぱいコミュニケーションをとることができました。後日、学生の方だけでなく担任の先生からも沢山の感謝のお言葉をいただきました。

模擬面接
模擬面接

社会貢献活動への取り組み

日清紡ブレーキ(株)では、社会貢献活動の一環として、フードロス対策活動への支援を実施しました。

フードロスとは、食べられる状態なのに事情があって食品が捨てられてしまうことを指しています。一方、経済的な理由などにより、必要な食料を入手することが困難な方もいます。そこで、フードロスの削減と生活困窮者支援を目的として、社内でフードバンクへ提供可能な食料品・飲料品の寄付を募り、NPO法人三松会が運営する「フードバンク北関東」へ計84品の食料品・飲料品の寄付を行いました。あわせて、会社からも米100㎏を寄付させていただきました。

その他にも同社では、公益財団法人 交通遺児育英会への募金活動や、環境保全・美化を目的とする館林近郊沼地でのマナーパトロール、館林事業所周辺の清掃活動を実施しました。

今後は、自動車の安全・安心を提供する企業として、交通安全啓発活動等にも取り組んでいく予定です。

食料品・飲料品の寄付
食料品・飲料品の寄付

近隣小学校による企業見学

日清紡ブレーキ(株) 旭出張所では、近隣の小学5年生120名を招いて実車専用テストコースの見学会を行いました。テストコースを共用するコンチネンタル・オートモーティブ(株)の協力も得て、高速急制動、低μ路(積雪、氷結あるいは雨などで滑りやすい路面を人工的に再現したもの)でのABS(アンチロック・ブレーキシステム)・EBD(電子制御制動力配分システム)など、自動車が安全に止まる様子を実演しました。

雨天のためバス車内からの見学となりましたが、試験車両が停止した瞬間にブレーキから激しく発煙している様子や、低μ路でのスピン、タイヤロックする瞬間などを間近で感じてもらいました。また、試験車両やブレーキパッド、ターゲットバルーンなどを実際に手で触れてもらい体感することで強い刺激を受けてくれたようです。

「若者のクルマ離れ」と言われて久しいですが、実際に見て触れる機会が減ったしまったことも要因の一つと捉え、今回のような機会を積極的に設けて「クルマづくり」の一端を身近に体感してもらい、「モノづくり」に興味を持ってもらえる取り組みを広げていきます。

見学会感想文
見学会感想文

高校生インターンシップ

日清紡メカトロニクス(株)では、岡崎商工会議所(愛知県)と愛知県立岡崎工科高等学校が連携して主催する「ものづくり基盤人材育成事業」に協力し、定期的に企業実習の機会を設けております。2021年度は4名の生徒が3日間の実習の中で、工作機械の組立・3D CAD等を体験しました。

毎年、生徒たちの夏休みに実習生を受け入れ、翌年1月に岡崎商工会議所で開催される成果発表会にも受入担当者が出席し、生徒たちの発表に激励の言葉を送っています。本事業への協力は生徒たちの進路選択に大切な役割を果たし、地域社会への貢献にもつながることから、今後もできるかぎり協力していく予定です。

地域住民への社会貢献

PT. Nisshinbo Indonesiaでは、以前より継続して近隣住民に約7,000t/月の生活用水を供給しています。WHOが定めた「1日に最低限必要な水量」が50L/人であることから、およそ1,000世帯分の生活用水を無償提供していることになります。上下水道の整備が十分ではない近隣住民へ、生活に必要な水をこれからも安定的に供給していきます。

また生活用水に加え、2021年も、神に捧げるためのヤギを17頭寄付しました。これは、インドネシア国民の約9割が信仰するイスラム教の精神を尊重し、同宗教の祭典「犠牲祭」に合わせ毎年行っているものです。17頭のヤギは儀式に従い、礼拝所にて神にささげられた後、地域住民へ振舞われました。このような活動を通じて、近隣住民と良好な関係を築きながら、社会貢献を行っています。

犠牲祭への寄付
犠牲祭への寄付