様々なイニシアティブとの協働や参画状況

日清紡グループは、「環境・エネルギーカンパニー」 グループとして地球環境問題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献するため、地域コミュニティや自治体、大学などの学術機関、他社企業、サプライチェーンなどと連携しているほか、さまざまなイニシアティブへ参加・賛同しています。

イニシアティブとの協働と参画

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)

金融安定理事会(FSB)が設置した気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)は、企業に対して、気候変動がもたらす「リスク」および「機会」の財務的影響を把握し、開示することを提言しています。日清紡ホールディングス(株)では、TCFDの提言に対する賛同を表明し、フレームワークに基づく情報開示を行っていきます。

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)

経済産業省「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定

日清紡ホールディングス(株)は、「海洋生分解性プラスチックの社会実装に向けた技術開発事業」において、日本無線(株)は、「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」において、日清紡ケミカル(株)は、「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」において、取り組みが評価され、経済産業省「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定されました。

ゼロエミ・チャレンジ
ゼロエミ・チャレンジ

経済産業省は、一般社団法人日本経済団体連合会(以下「経団連」)や 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)、農林水産省と連携して、2050カーボンニュートラルの実現に向けたイノベーションに挑戦する企業をリスト化し、投資家などに活用可能な情報を提供するプロジェクト「ゼロエミ・チャレンジ」に取り組んでいます。

同省は、経団連や NEDO、農林水産省と連携して、脱炭素化社会の実現に向けて、イノベーションの取り組みに果敢に挑戦する企業を「ゼロエミ・チャレンジ企業」と位置づけ、2020年に続いて第二弾として、2021年10月の「TCFDサミット2021」で公表しました。

公表された企業リストは、「革新的環境イノベーション戦略」に紐付く経済産業省、農林水産省の事業や、NEDOが実施しているプロジェクトを対象にしており、ゼロエミ・チャレンジの趣旨に賛同した企業がリストアップされています。

経団連「チャレンジ・ゼロ」に参加

一般社団法人日本経済団体連合会(以下「経団連」)が主導するプロジェクト「チャレンジ・ゼロ」(チャレンジネット・ゼロカーボン イノベーション)に参加しています。

チャレンジ・ゼロ
  チャレンジ・ゼロ

「チャレンジ・ゼロ」は、経団連が日本政府と連携し、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」が長期的なゴールと位置づける「脱炭素社会」の実現に向け、企業・団体がチャレンジするイノベーションのアクションを、国内外に力強く発信し、後押ししていく新たなイニシアティブです。

日清紡ホールディングス(株)は、「チャレンジ・ゼロ」の趣旨に鑑み、事業活動を通じて温室効果ガスを削減し、脱炭素社会の実現に貢献できるよう、イノベーションの創出を推進していきます。

経団連「チャレンジ・ゼロ」公式Webサイト https://www.challenge-zero.jp/ 別ウィンドウ表示

脱炭素社会の実現に向けた、当社グループのチャレンジ事例が掲載されています。

生物多様性民間参画パートナーシップに参画

日清紡ホールディングス(株)は、日本国内の企業・経済団体・地方自治体などから構成される生物多様性民間参画パートナーシップに参画し、生物多様性の保全活動に取り組んでいます。

生物多様性民間参画パートナーシップに参画
 生物多様性民間参画パートナーシップ

2015年度から生物多様性保全活動を開始し、国内では13事業所で活動を継続しています。また海外では、5事業所で生物多様性保全活動を展開しています。

経団連生物多様性宣言イニシアチブへの参画

日清紡グループは、「経団連生物多様性宣言・行動指針(改定版)」に賛同しています。
「経団連生物多様性宣言・行動指針(改定版)」の詳細は下記URLをご参照ください。

経団連生物多様性宣言イニシアチブ
経団連生物多様性宣言イニシアチブ

https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/084_honbun.html#p3 別ウィンドウ表示

経団連は、SDGsや「ポスト愛知目標」など内外の大きな流れを受け、本宣言・行動指針の改定を2018年に行いました。改定された宣言は「自然共生社会の構築を通じた持続可能な社会の実現」を目指すものです。
また経団連は、「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」を公表しています。これには改定版宣言・行動指針への賛同を表明した273企業・団体名(ロゴマーク)が掲載されており、当社グループも紹介されています。

「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」について、下記URLをご参照下さい。
https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/084_honbun.html#p3 別ウィンドウ表示

当社グループは2009年、経団連が制定した「経団連生物多様性宣言・行動指針」に賛同し、調査・教育期間を経て2015年から生物多様性保全活動を開始し、活動範囲を拡大してきました。

※ 「ポスト愛知目標」:2020年以降の生物多様性に関する世界目標のこと