ニュースリリース

2009年3月31日

カーボンアロイ触媒における発電性能について 

~世界最高レベルの発電性能で燃料電池の本格的な普及を加速~

当社では、燃料電池に使用されている白金に代わる触媒として、『カーボンアロイ触媒』の研究開発を進めておりますが、このたび、白金代替触媒としては世界最高レベルの発電性能を確認することができましたので、お知らせいたします。
■カーボンアロイ触媒の発電性能
開放電圧       : 0.98V
0.2A/cm2時の電圧 : 0.67V
出力密度       : 525mW/cm2
燃料電池は、その環境性能の高さから自動車や家庭用向けに需要拡大が見込まれていますが、その本格的な普及にあたっては、高価で有限な資源である白金に代わる触媒の開発が不可欠といわれています。今回、当社が開発した『カーボンアロイ触媒』は、希少資源を一切使用せず、工業的生産が可能なカーボンを主原料にしているため、安定した供給体制で燃料電池のコストを大幅に抑え、燃料電池の本格的な普及を加速するものと期待しております。
また、白金は発電中に溶解し、燃料電池の部材を腐食させることが指摘されていますが、カーボンアロイ触媒ではこの問題は発生せず、白金に比べ電池寿命を長くできると考えております。
引続き『カーボンアロイ触媒』の発電性能を高め、期待される水素社会を現実的なものにしてまいります。
当社では、2006年から群馬大学 尾崎純一教授とカーボンを使った白金代替触媒の共同開発に取り組み始め、2008年6月からは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにも参加し、支援を受けています。

以上

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