水資源

水資源の使用量

水資源の効率的利用を進めてきましたが、水の使用量は26.6百万㎥となり、前年度比8%増加しました。売上あたりの水使用量は前年度比9%増加しています。水のリサイクル量は、前年度比5%増加しました。これは、南部化成(株)大井川事業所でのリサイクル量0.13百万㎥が加わったことによります。

水使用量と売上あたり水使用量

水リサイクル量の推移

事業別の水使用量では、紙製品事業が全体の55%を占めました。繊維事業は減少傾向ですが、全体の28%を占めています。この2つの事業で全体の82%の水資源を使用しています。

事業別水使用量の推移

事業別水使用量の推移

排水の有効利用

エヌ・ジェイ・アール福岡

(株)エヌ・ジェイ・アール福岡は、排水リユースシステムを導入しています。排水リユースシステムは、工場からの排水の一部を抜き取り、砂ろ過塔、フィルター、RO膜ユニットで処理することにより排水中の不純物を除去しています。処理水は、主に冷却塔の散布水のために使用しています。

このシステムにより、約7,000㎥/月の排水を再利用しています。

排水の有効利用

※RO(Reverse Osmosis membrane)膜:逆浸透膜

THAI NJR

THAI NJR CO., LTD.は、工業団地より供給された原水から純水を製造し、半導体組立工程で使用しています。同社では純水製造工程で発生する排水を構内緑地やサッカーグラウンドの散布水として再利用しています。再利用する水は、水消費量全体の2~4%に相当します。

純水製造設備
純水製造設備
緑地用再利用水ポンプ
緑地用再利用水ポンプ

干ばつ対策用井戸の設置

米国のNisshinbo Automotive Manufacturing Inc. (NAMI) は、敷地内に取水量76リットル/分の井戸を建設しました。

この井戸により年間54,000ドルの経費削減が見込まれるほか、干ばつ警報が発令された際にも用途の制限なく水の使用が可能になりました。

また、屋上空調ユニットから出る結露水を湿式スクラバーの洗浄水として使用し、男性トイレには水を使用しない消臭型の小便器を設置するなど節水に取り組んでいます。

新設した井戸
新設した井戸