LCA

LCA(ライフサイクルアセスメント)とは、原材料の調達から、生産、流通、使用、廃棄に至る製品のすべてのライフサイクルにおける投入資源、環境負荷およびそれらによる地球や生態系への潜在的な環境影響を定量的に評価する手法です。日清紡グループでは、環境負荷の把握と低減を図るため、LCAデータを算出して製品企画や製造工程の改善に活用しています。

ガラス製品

日本無線硝子(株)は手吹きガラスを専門とするメーカーで、ハンドメイド成形の伝統を守りながら多品種少量の工業用ガラス製品を提供しています。

同社はガラス製品の製造および廃棄段階のLCAを実施しました。 その結果、ガラス製品1kgあたり45.4kgのCO2を排出し、その99%が製造段階の排出であることが判明しました。同社はCO2排出量を削減するために、熱源として使用している電気と都市ガスの比率の検討を行ないました。その結果、熱量あたりのCO2排出量が電気の約40%である都市ガスの使用比率を3割増やすことによりCO2を24%削減することができることが分かりました。

製品例:各種電子管用ガラスバルブ
製品例:各種電子管用ガラスバルブ

ガラス製品1kgあたりのCO2発生量

ガラス製品1kgあたりのCO<sub>2</sub>発生量

Ecoクロス

日清紡メカトロニクス(株)は、羽根肉厚を極限まで薄くし、総重量を軽くした環境影響が少ないクロスフローファン(商品名Ecoクロス)を開発、販売しています。同社は、(社)産業環境管理協会のLCAソフトウェアMiLCAによる環境影響評価(「地球温暖化」「資源消費」「水資源消費」)を実施しました。解析の結果、Ecoクロスは当社従来品に比べ地球温暖化、資源消費では約2割強、水資源消費では約3割強の負荷低減効果が確認できました。

影響評価指数

影響評価指数