生物多様性

生物多様性民間参画パートナーシップに参加

日清紡ホールディングス(株)は、経済団体、事業者、NGO、自治体などから構成される生物多様性民間参画パートナーシップに参加し、生物多様性の保護活動に取り組んでいます。

第2期中期環境目標では、調査、教育、啓蒙が活動の中心でしたが、2015年度からの第3期中期環境目標では、事業ごとに1件以上の生態系保全先行推進モデル事業を設定し、具体的な生物多様性の保全に取り組んでいます。

生態系保全先行推進モデル事業

会社・事業所 関連する愛知目標
活動内容
保護生物等
日本無線(株)
目標: 水産資源の保全

活動:

東京海洋大学と連携し、東京湾の水産資源の保全活動の基礎データ収集
保護生物等: 漁業者の視点に立ったマアナゴの生息調査
水産資源の保全
データ収集装置装着のマアナゴ漁船
長野日本無線(株)
本社工場
目標: 自然生息地の保全

活動:

事業所近くの森林「長野日本無線の森(長野市松代町、0.4ha)」への植樹・保全
保護生物等: カラマツ林によって育まれる生態系または固有種(保護生物等は未特定)
自然生息地の保全
植樹・保全活動
新日本無線(株)
本社および川越製作所

日本無線硝子(株)
本社工場
目標: 重要な生態系(ホットスポットや干潟等)の保全

活動:

事業所(埼玉県ふじみ野市)近くの新河岸川の水辺環境の保全
保護生物等: 新河岸川周辺の動植物(保護生物等は未特定)
重要な生態系(ホットスポットや干潟等)の保全
水辺環境保全活動
日清紡ブレーキ(株)
館林事業所
目標: 絶滅危惧種の保全

活動:

群馬県邑楽郡邑楽町中野沼西沼の保全活動
保護生物等: キンブナ(環境省:絶滅危惧Ⅱ類)等
外来種駆除活動
外来種駆除活動
日清紡ブレーキ(株)
豊田事業所
目標: 自然生息地の保全

活動:

西広瀬・丸根山ビオトープの整備と維持管理
保護生物等: ムササビ・オオムラサキ・キキョウ等の保護種に関する生態系保全
自然生息地の保全
丸根山ビオトープ
日清紡メカトロニクス(株)
美合工機事業所
目標: 重要な生態系(ホットスポットや干潟等)の保全

活動:

敷地内の増田公園にトンボ類の生息環境創出
保護生物等: トンボ(アジアイトトンボ、ギンヤンマ等の飛来・繁殖を期待)
外来スイレン駆除
外来スイレン駆除
日清紡ホールディングス(株)
中央研究所
日清紡ケミカル(株)
土気事業所
目標: 絶滅危惧種の保全

活動:

周辺山林(千葉市緑区大野台)に自生している貴重な植物の調査・保護・増殖
保護生物等: キンラン(環境省:絶滅危惧Ⅱ類、ラン科キンラン属の多年草)
絶滅危惧種の保全
キンラン
日清紡テキスタイル(株)
藤枝事業所
目標: 絶滅危惧種の保全

活動:

事業所内の池の水質保全
保護生物等: ミナミメダカ (環境省:絶滅危惧Ⅱ類)
絶滅危惧種の保全
ミナミメダカ保護池
日清紡テキスタイル(株)他2社
徳島事業所
目標: 絶滅危惧種の保全

活動:

徳島県から譲渡される魚の稚魚を防火水槽で増殖し、数年後には河川放流
保護生物等: カワバタモロコ(徳島県:絶滅危惧ⅠA 類、 環境省:絶滅危惧ⅠB類 )
絶滅危惧種の保全
カワバタモロコ

※ 愛知目標:2010年に愛知県で開催された生物多様性条約締約国会議で決定された2020年までの目標

希少種・絶滅危惧種の保護活動

日清紡ブレーキ(株)館林事業所近隣の中野沼西沼(群馬県邑楽郡邑楽町)には、キンブナなどの希少種、絶滅危惧種が生息しています。邑楽町はこの沼を町の天然記念物として指定し、保全活動を推進しています。同事業所はこの活動を支援し、邑楽町が開催する外来魚駆除活動には社員が参加し、釣り禁止区域の監視のために沼周辺のパトロールも実施しています。

2017年8月には、近年確認されていなかったマミズクラゲの生息が確認できました。日本に2種類しかいない、淡水に生息する直径1〜2cmのクラゲです。

マミズクラゲ
マミズクラゲ

湿原の環境保全活動

佐賀エレクトロニックス(株)は、2017年12月、佐賀県の協力を得て唐津市にある樫原湿原の環境保全活動を開催しました。参加者は佐賀県の指導者1名、社員16名のほか一般ボランティア5名で、総勢22名となりました。専門家の指導のもと、自然植生の再生、水田や周辺の保全活動を行いました。

落ち葉拾い
落ち葉拾い
参加者
参加者

三鷹跡地再開発事業「いきもの共生事業所」に認証

日清紡ホールディングス(株)は、東京都三鷹市の日本無線(株)三鷹製作所跡地を再開発中です。2021年2月までの工期で、野村不動産(株)と共同で、敷地面積26,000㎡の大型マンションの建設を計画しています。シンボルとなるのは、この地をずっと見守り続けてきた2本の大きなヒマラヤスギです。日本無線(株)時代から地域で親しまれてきたヒマラヤスギの足元に、イベントやマーケットの会場となる気持ちのいい広場が広がる予定です。

2018年3月、この計画が生物多様性保全に取り組む施設として、一般社団法人 いきもの共生事業推進協議会より「いきもの共生事業所®」に認証されました。

※「いきもの共生事業所®」認証:(通称:エイビンク) 生物多様性イニシアティブ(JBIB)が開発した「いきもの共生事業所推進ガイドライン」を評価基準として、自然と人との共生を企業活動において促進することを目的に作られた第三者認証

完成予想図