環境会計

2022年度 環境会計

(1) 環境保全コスト
日清紡グループの投資額は、合計で749百万円となり、前年度比150%増加しました。主なものは、ブレーキ事業の日清紡賽龍(常熟)汽車部件有限公司でのVOC処理設備導入に伴う公害防止コスト、日清紡ブレーキ(株)での新素材の研究開発コストです。

当社グループの費用額は、全体で3,147百万円となり、前年度比4%減少しました。主なものは、日本無線(株)、日清紡ブレーキ(株)でのサステナブル製品の研究開発コストです。

(2) 環境保全効果
当社グループの温室効果ガス排出削減量は合計で62,280 t-CO2 となり、前年度比220%増加しました。繊維事業において石炭ボイラーによる自家発電設備を停止し買電へ変換したこと、ブレーキ事業において使用電力の一部を太陽光・風力・水力発電由来のグリーン電力に、繊維事業において使用電力の一部を地熱発電由来のグリーン電力に切り替えたことにより、温室効果ガス排出量を大幅に削減しました。

(3) 環境保全対策に伴う経済効果
当社グループの効果額は、合計で516百万円となり、前年度比47%増加しました。繊維事業のNisshinbo Do Brasil Industria Textil LTDA.の生産量が回復したことに伴う落綿販売による収入増です。

分類 (1)環境保全コスト
投資額
(百万円)
前年度比
増減率
費用額
(百万円)
前年度比
増減率
事業エリア内 公害防止コスト 318 341% 515 63%
地球環境保全コスト 253 112% 245 -16%
資源循環コスト 17 -63% 678 50%
上・下流コスト 0 - 41 -91%
管理活動コスト 3 907% 276 -31%
研究開発コスト 158 154% 1,262 -5%
社会活動コスト 0 6 43%
環境損傷対応コスト 0 2 ‐93%
その他コスト 0 123 8044%
合計 749 150% 3,147 -4%
分類 (2)環境保全効果 (3)環境保全対策に伴う経済効果
温室効果ガス
削減量
(t-CO2
前年度比
増減率
効果額
(百万円)
前年度比
増減率
事業エリア内 公害防止効果 26 -24% 1 -97%
地球環境保全効果 61,827 243% 179 233%
資源循環効果 251 -36% 330 20%
上・下流効果 177 -83% 7 -
管理活動効果 0 - 0 -
研究開発効果 0 - 0 -
社会活動効果 0 - 0 -
環境損傷対応効果 0 - 0 -
その他効果 0 - 0 -
合計 62,280 220% 516 47%