ニュースリリース

2001年8月8日

燃料電池事業部の生産設備移転及び増強に関するお知らせ

日清紡(本社:東京都中央区、社長:指田禎一、以下当社)研究開発本部 燃料電池事業部では、燃料電池セパレータ部門の事業拡大に伴い、以下の通り生産設備等の移転・増強を決定しましたのでお知らせいたします。
 当社は、新規事業創設の一環として、昨年9月に燃料電池事業部を発足させ、研究開発センター(千葉県千葉市)に試験生産設備を設けて、固体高分子型燃料電池用カーボン成形セパレータの試験的製造を続けてまいりました。この間、当社の燃料電池セパレータは、材料物性(特に導電性及び強度)や生産性の高さ(低コスト化)等で顧客から一定の評価をいただき、家庭用及びポータブルタイプの燃料電池向けを中心に、出荷数量を伸ばしてまいりました。さらに将来予想される需要増大に対応した供給体制の構築が必要となったことから、この度、繊維部門の晒染色加工の事業場である、美合(みあい)工場(愛知県岡崎市)の既存建屋内に現行の試験生産設備を移設するとともに、新たな設備を導入して生産規模の拡大を図ることとなったものです。今回の移転・増強により、生産能力は現在の約2倍の年産200万枚程度となりますが、各種用途向け燃料電池は実用段階を迎えて需要が拡大しており、随時工場の改装・増設を行なって量産への対応を図る予定です。
 なお、現在の燃料電池事業部の概要と、今後の計画概要は以下の通りです。


1.研究開発本部 燃料電池事業部の概要(2001年3月現在)
(1)設置年月日 : 2000年9月1日 設置
(2)所 在 地 :千葉県千葉市緑区 当社研究開発センター 内
(3)事 業 概 要 : 燃料電池用カーボン成形セパレータの製造・販売
(4)生 産 能 力 : 年産 約100万枚 ※通常1台の燃料電池には100枚~数百枚程度のセパレータを使用する。
(5)部門売上高 : 1億円強(2000年9月~2001年3月の7ヵ月間実績)
(6)生 産 人 員 : 約60名(臨時・パート社員含む)


2.今後の計画概要 (1)生産拠点の移転・増設
・2002年5月稼動を目標に当社美合工場(愛知県岡崎市)に移転する。
・現在の工場建屋の一部を改装し、研究開発センターにある生産設備を移設する。
・新規に、主として当社メカトロニクス事業本部が製作する各種製造設備を導入する。

(2)移転後生産能力
・年産 約200万枚(2002年度)
(なお、将来予測される需要拡大に応じ、年産5000~7000万枚程度まで対応可能な建屋スペー スを美合工場内に確保する。)
(3)投資規模 : 今次(約200万枚生産)約2~3億円
(4)売上高目標 : 約5億円(2002年度)
(5)美合工場の概要(現在)
・各種繊維製品の晒・染色加工等、他にカラーシステム事業部(コンヒ゜ュータ・カラーマッチンク゛システム)、
 美合工場研究所、繊維事業本部商品開発センター所在。
・面積約26万5千㎡ ・従業員約500名(臨時・パート社員含む)

以上

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