外部評価

日清紡グループでは、サステナビリティの取り組みに努め、国内外のESG評価機関から評価・表彰をいただいています。

ESGインデックスの組み入れ状況

日清紡ホールディングス(株)では、国内外のESGインデックスの構成銘柄に選定されています。

MSCI ESG RATINGS

MSCI ESGリサーチでは、グローバルの上場企業と一部の非上場企業を対象にMSCI ESGレーティングをつけています。レーティングは、業界固有のESGリスクやそれらリスクに対する同業他社と比較したときの管理状況を評価し、AAA(先行者)からCCC(後行者)まで幅広く評価しています。

THE USE BY NISSHINBO HOLDINGS OF ANY MSCI ESG RESEARCH LLC OR ITS AFFILIATES (“MSCI”) DATA, AND THE USE OF MSCI LOGOS, TRADEMARKS, SERVICE MARKS OR INDEX NAMES HEREIN, DO NOT CONSTITUTE A SPONSORSHIP, ENDORSEMENT, RECOMMENDATION, OR PROMOTION OF NISSHINBO HOLDINGS BY MSCI. MSCI SERVICES AND DATA ARE THE PROPERTY OF MSCI OR ITS INFORMATION PROVIDERS, AND ARE PROVIDED ‘AS-IS’ AND WITHOUT WARRANTY. MSCI NAMES AND LOGOS ARE TRADEMARKS OR SERVICE MARKS OF MSCI.

GPIFが採用する3つのESG指数

FTSE Blossom Japan Sector Relative Index

グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたFTSE Blossom Japan SectorRelative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また、低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れています。

FTSE Russell (FTSE International Limited と Frank Russell Companyの登録商標)はここに日清紡ホールディングス株式会社が第三者調査の結果、FTSE Blossom Japan Sector Relative Index組み入れの要件を満たし、本インデックスの構成銘柄となったことを証します。FTSE Blossom JapanSector Relative Indexはサステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されます。

MSCI日本株女性活躍指数(WIN)

米国MSCI社が開発したESG指標「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」に選定されました。「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、MSCI社(米国)によって開発されたESG投資のための株価指数で、女性活躍推進法に基づく性別多様性に関するデータと企業の開示情報をもとに構築されるものです。

THE INCLUSION OF NISSHINBO HOLDINGS INC. IN ANY MSCI INDEX, AND THE USE OF MSCI LOGOS, TRADEMARKS, SERVICE MARKS OR INDEX NAMES HEREIN, DO NOT CONSTITUTE A SPONSORSHIP, ENDORSEMENT OR PROMOTION OF NISSHINBO HOLDINGS INC. BY MSCI OR ANY OF ITS AFFILIATES. THE MSCI INDEXES ARE THE EXCLUSIVE PROPERTY OF MSCI. MSCI AND THE MSCI INDEX NAMES AND LOGOS ARE TRADEMARKS OR SERVICE MARKS OF MSCI OR ITS AFFILIATES.

S&P/JPX カーボンエフィシェント指数

本指数は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が選定するESG指数のひとつであり、日本市場の動向を示す代表的な株価指数であるTOPIXをユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性の水準に着目して、構成銘柄のウエイトを決定する指数です。

SOMPOサステナビリティ・インデックス

本インデックスは、SOMPOアセットマネジメント株式会社が運用し、ESG(環境、社会、ガバナンス)の評価が高い企業に幅広く投資する年金基金・機関投資家向けの責任投資プロダクト「SOMPOサステナブル運用」に用いられます。採用銘柄は、同社が実施する「ぶなの森 環境アンケート」および「ESG経営調査」の結果に基づき、毎年見直しが実施されています。

日清紡グループのESG活動への外部評価

CDP気候変動2022評価

水セキュリティ2022評価

日清紡グループ

CDPは、環境分野に取り組む国際NGOです。CDPの評価は、CDPが全世界18,700社以上の企業、1,100以上の都市・州・地域を対象に調査を行い、企業が気候変動や森林減少、水のセキュリティといった問題にどのように効果的に対応しているかに基づきAからD-のスコアで評価するものです。日清紡グループは、「気候変動2022」では「B」評価、「水セキュリティ2022」で「B-」評価を受けました。

第4回日経「SDGs経営」調査

日清紡グループ

日清紡グループは、企業価値向上とSDGsへの貢献を両立している企業を評価・格付する第4回日経「SDGs経営」調査2022の総合評価で、4つ星に認定されました。

日経「SDGs経営」調査は、「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」「ガバナンス」の計4つの分野に関する質問で構成されています。事業を通してSDGsに貢献し、企業価値向上につなげる取り組みをSDGs経営と定義し、21の評価指標に基づき企業向けアンケート調査や公開データなどから企業を評価するもので、今回が4回目の実施となります。今年は国内の上場企業など886社が調査に参加しました。

第6回日経「スマートワーク経営」調査

日清紡グループ

日清紡ホールディングス(株)は、(株)日本経済新聞社が全上場企業および有力な非上場企業を対象に実施した「第6回日経スマートワーク経営調査」で総合評価3つ星の評価を受けました。本調査は2017年から日本経済新聞社が実施しているもので、全国の上場企業と有力非上場企業を対象とし、多様で柔軟な働き方の実現、新規事業などを生み出す体制、市場を開拓する力の3要素によって組織のパフォーマンスを最大化させる取り組みを「スマートワーク経営」と定義し、星5段階で評価されます。2022年は国内の上場企業など813社が調査に参加しました。

第17回東洋経済CSR企業ランキング

日清紡ホールディングス(株)

日清紡ホールディングス(株)は、(株)東洋経済新報社(以下、東洋経済)が発表した、「第17回CSR企業ランキング (2023年版)」のCSR評価において、当社グループの取り組みが評価され、人材活用AA、環境AAA、企業統治AAA、社会性AAなど、各評価項目で高い評価を獲得することができました。

「CSR企業ランキング」とは、東洋経済が2005年から毎年行っている調査結果に基づき、複雑化するCSR(企業の社会的責任)と財務の両面から「信頼される会社」を選定することを目的とするランキングで、今回で17回目の発表となります。

SOMPOリスクマネジメント「ぶなの森」環境アンケート2022

日清紡ホールディングス(株)

日清紡ホールディングス(株)は、SOMPOリスクマネジメント(株)が実施した「ぶなの森」環境アンケート2022の評価結果において、総合ランクAの評価を受けました。
「ぶなの森」環境アンケートでは、企業の環境経営への取り組み状況を分析し、評価しています。業種毎の特性を踏まえた企業評価を実現するため、各業種内で相対的に取り組みが優れている企業を選定するベスト・イン・クラス方式が採用されています。対象企業は、東証33業種をベースに独自の27業種に分類し、各業種内で企業の環境経営を相対的に評価しています。業種内で相対的に環境経営が優れている概ね上位25%の企業にAランク、25%~75%の企業にBランク、75%以下の企業にCランクを付与しています。また、一定のスコア以下の企業や、不祥事により評価ダウンした企業に対しては、Dランクを付与しています。「損保ジャパン・グリーン・オープン(愛称 ぶなの森)」では、A~Cランクの企業を投資候補銘柄群としています。

経済産業省「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定

日清紡ホールディングス(株)、日本無線(株)、日清紡ケミカル(株)

経済産業省は、経団連や NEDO、農林水産省と連携して、2050カーボンニュートラルの実現に向けたイノベーションに挑戦する企業をリスト化し、投資家などに活用可能な情報を提供するプロジェクト「ゼロエミ・チャレンジ」に取り組んでいます。
日清紡ホールディングス(株)は「海洋生分解性プラスチックの社会実装に向けた技術開発事業」において、日本無線(株)は「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」において、日清紡ケミカル(株)は「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」において、取り組みが評価され、経済産業省「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定されました。

健康経営優良法人2023に認定

日清紡ホールディングス(株)、日本無線(株)、日清紡マイクロデバイス(株)、日清紡ブレーキ(株)、日清紡メカトロニクス(株)、日清紡ケミカル(株)、日清紡テキスタイル(株)、長野日本無線(株)、上田日本無線(株)、JRCロジスティクスサービス(株)、長野日本無線マニュファクチャリング(株)、日清紡マイクロデバイスAT(株)、日清紡マイクロデバイス福岡(株)

経済産業省が制度設計し、日本健康会議が選定する「健康経営優良法人認定制度」において、大規模法人部門で9社が、中小規模法人部門で4社が、「健康経営優良法人2023」に認定されました。

子育てサポート企業として「くるみん」認定

日清紡ホールディングス(株)、日本無線(株)、長野日本無線マニュファクチャリング(株)

「くるみん認定」とは、次世代育成支援対策推進法(次世代法)に基づき、従業員の仕事と子育ての両立のための行動計画を策定・実施するなど、一定の要件を満たした企業を子育てサポート企業として認定する制度です。日清紡ホールディングス(株)、および日本無線(株)、長野日本無線マニュファクチャリング(株)が、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けています。