トップメッセージ

「環境・エネルギーカンパニー」グループとして企業価値の向上に邁進します。

私たちは、組織文化の質的な向上と数値的に示される業績面の成長を並行して実現しながらグループ企業価値を高めることにより、社会・市場・ステークホルダーの皆様から一層評価・信頼される「環境・エネルギーカンパニー」グループをめざします。そして迅速・果断な意思決定による攻めのガバナンスで成長を加速させて株主還元の拡大を図り、長期業績目標(2025年度売上高1兆円、ROE12%超)の達成に向けて既存事業の拡大、新規事業の創出、積極的なM&Aに注力してまいります。とくにM&Aは成長戦略の柱として、無線・エレクトロニクスやオートモーティブ関連を中心に機動的に果敢に進めていきます。

既に公表のとおり、70余年の長きに亘り当社グループを支えてきた紙製品事業を4月に譲渡しました。また10月にはエレクトロニクス事業の中核会社である日本無線(株)を完全子会社化します。企業理念である「企業公器」「至誠一貫」「未来共創」のもとに、「環境・エネルギーカンパニー」グループとして私たちが進むべき方向や長期的な展望を熟慮したうえでの重要な経営判断でした。
日本無線(株)が誇る情報通信技術・センサー技術は、これからの先進運転支援システム(ADAS)をはじめとする超スマート社会の実現に大きく貢献するものです。同社の完全子会社化でスピード感を持ってグループ全体の技術の融合と事業化に向けた取り組みを推進し、グループ最適経営を加速していきます。
さらにグローバル化やM&Aによって益々高まるダイバーシティ(多様性)が生み出す創造性や革新性を成長戦略に取り込むことで、イノベーティブで持続的な成長をめざしてまいります。

これからは「モノ」をベースにした「コト」や「サービス」の提案・提供によって市場ニーズをつかむ時代です。「技術新時代・超スマート社会への挑戦」をスローガンに、イノベーション、テクノロジー、マーケティング、ビジネスシステムのそれぞれの側面から当社グループのコンピタンスを高め、「環境・エネルギーカンパニー」グループとして存在感を示してまいります。

日清紡グループの今後にご期待ください。

2017年6月

日清紡ホールディングス株式会社
代表取締役社長

河田 正也