統合レポートハイライト

日清紡グループは、人間社会の最大の課題である地球環境問題へのソリューションを提供する「環境・エネルギーカンパニー」グループとして、環境経営を推進する体制を構築しています。経営計画に合わせた中長期の環境目標を設定し、それを達成していくことで、持続可能な社会の実現を目指していきます。

中期環境目標における主要テーマとその実績(2015年度~2018年度)

「生態系保全先行推進モデル事業」の展開

2018年度目標

各中核会社にて1事業所を
選定し、実施する

取り組み:
希少種の保護、森・河川の保全活動を実施しています。

2016年度実績

9プロジェクトを設定し、
保護活動を推進

実績要因:
順調に進捗しています。

ライフサイクルアセスメント(LCA)の推進

2018年度目標

売上に占める割合 40%以上

取り組み:
LCAとは、原材料の調達から廃棄に至るまで、製品のすべてのライフサイクルにおける投入資源、環境負荷およびそれらによる地球や生態系への潜在的な環境影響を定量的に評価する手法です。環境配慮設計の指標に役立てています。

2016年度実績

売上に占める割合 23%

実績要因:
順調に進捗しています。

「持続可能な社会に貢献する製品」の拡販

2018年度目標

売上に占める割合 40%以上

取り組み:
「持続可能な社会に貢献する製品・サービス」は、OECDが定める環境ビジネスの分類に従って定義付け、該当しないものは独自の基準で厳しく判定しています。事業を通じた人間社会への貢献のため、製販一体となって拡販に努めています。

2016年度実績

売上に占める割合 45%

実績要因:
2019年3月期目標を達成していますが、対象製品の増加を推進します。

売上あたりの使用エネルギー削減

2018年度目標

2014年度比 5%以上削減

取り組み:
太陽光発電の導入や、主要な化石エネルギーをLNGなどのガスエネルギーへ転換しています。また、設備更新の際はエネルギー効率が高いものを選定するなどの対策を取っています。

2016年度実績

2014年度比 5.1%増加

実績要因:
エレクトロニクス事業の売上減と、使用量増が影響しています。

売上あたりの温室効果ガスの排出量削減

2018年度目標

2014年度比 5%以上削減

取り組み:
温室効果ガスの大半がエネルギーに起因するため、温室効果ガス削減は使用エネルギーの削減と密接です。
また、温暖化係数の高いフロンの対策も不可欠です。半導体の製造工程でフロンを使用するため、分解装置も導入し、排出量の削減に取り組んでいます。

2016年度実績

2014年度比 5.3%増加

実績要因:
エレクトロニクス事業の売上減と、使用量増が影響しています。

売上あたりのPRTR物質排出量削減

2018年度目標

2014年度比 10%以上削減

取り組み:
PRTR物質とは、人体や生態系に対して有害性を持つ化学物質です。
工程の中で使用する化学物質を低毒性のものに代替することで、排出量を抑えています。

2016年度実績

2014年度比 4.5%増加

実績要因:
南部化成(株)を買収したことで増加しました。

リサイクル率の向上

2018年度目標

90%以上

取り組み:
グループ全体で原材料・梱包材の省資源化に取り組むとともに、廃棄物の有効利用を進めています。特に海外事業所でのリサイクル率向上に力を入れています。

2016年度実績

84.7%

実績要因:
海外事業所の工程内廃棄物の有効利用が課題です。

長期環境目標(2026年3月期まで)

「持続可能な社会に
貢献する製品」の拡販

売上に占める割合を65%以上

売上当たりの温室効果ガス
の排出量削減

2014年度比 15%以上削減

リサイクル率
の改善

リサイクル率95%以上

日清紡グループの太陽光発電量の実績

熱加工などエネルギーの消費量が多い事業所では、積極的に太陽光発電を導入しています。国内事業所を中心に整備が進み、2016年度の発電量は5,118GWhでした。